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映画HiGH&LOW  映画怒り [映画、ロケ地]

映画”HiGH&LOW”と”怒り”鑑賞してきました。
”HiGH&LOW THE RED RAIN

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ーあらすじー
いつも無邪気に弟を笑わせる兄・雨宮雅貴(TAKAHIRO),
感情を顔に出すことのない弟、雨宮広斗(登坂広臣)。
対照的な二人だが目に見えぬ絆で結ばれていた。
彼らには心の底から尊敬する長兄・雨宮尊龍(斉藤工)がいる。
幼いころに両親を亡くした三兄弟の絆は固く、尊龍は弟たちに
「拳は、大事なものを守るために使え」と言い聞かせていた。
しかし一年前、尊龍は二人の前から突如姿を消してしまう。
それから弟たちは兄の行方を探し続けていた。
ふたたび巡ってきた両親の命日。
尊龍が現れる事を期待し、雅貴と広斗は家族の墓を訪れる。
だが、そこに現れたのは兄の行方の手掛かりを持つ謎の少女・成瀬愛華(吉本美憂)だった。
なぜ尊龍は、雅貴と広斗を残して姿を消したのか?
尊龍の行方を追って次々と真実が紐解かれるとき、雨宮兄弟の過去に隠された秘密が明らかとなる。
そして三兄弟の辿る運命とは…
(公開前パンフレットより)

前回、7月に公開された「HiGH&LOW THE MOVIE」に続く
総合エンタテインメント・プロジェクト第2弾。
華麗なアクションシーンに加え、次第に明かされる雨宮兄弟の過去と真実・・・


個人的な感情で申し訳ありませんが、私は登坂広臣のファンなため、
今回彼のかっこよさを改めて感じる思いで行ったのですが、
実際の映画ではスピード感あふれるアクション、想像以上の迫力、
家族の愛があふれるストーリーで、ハラハラ・ドキドキはもちろん、涙ボロボロものでした。
アクション映画でも、家族の愛をSTORYに混ぜると、涙が止まらなくなってしまうという、
なんとも家族愛には涙腺が弱い私です。

登坂広臣はもちろん、かっこ良く、演技も良かったです。
そのうえで、俳優さんの演技っていうのも、さすがですね。
斉藤工さんや何度か幼少時代の回想シーンで子役の子たちが登場するのですが、
その中でも濱田龍巨くんなどの演技はとても存在感がありました。それだけにSTORY にまた、
強く入り込む事が出来ました。


TAKAHIRO&登坂広臣のバイクアクションシーン・・
幼少時代の回顧シーン・・
やくざとの格闘シーン・・
思いがけなく登場する人物・・
TAKAHIRO&登坂広臣の劇中歌・・
見どころはいっぱいです。

主演・TAKAHIRO、登坂広臣、斉藤工




登坂広臣関連映画
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”怒り”
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ーあらすじー
ある夏の暑い日、八王子で夫婦殺人事件が起こった。
窓は閉め切られ、蒸しぶろ状態の現場には「怒」の頭文字が残されている。
犯人は全国で指名手配されるが、顔を整形し逃亡を続ける。
事件から一年後、その行方はいまだに知れない。そんな中、千葉、東京、沖縄に素性の知れない
三人が現れた。

千葉・・・
3か月前、突然家出をした愛子(宮崎あおい)が東京で見つかった。
愛子は歌舞伎町の風俗店で働いており、かなりダメージを受けた状態で保護されたという。
父・洋平(渡辺謙)が迎えに行くと、愛子は店の狭い個室で死んだように眠っていた。
洋平は8年前に妻を亡くしてから男手ひとつで愛子を育ててきた。
もちろん愛子には幸せになってほしい。だが・・・地元に戻った愛子は毎日父の働く漁港に弁当を作って届けるようになった。2か月前から漁港で働き始めたという田代(松山ケンイチ)がひとりでコンビニ弁当を食べている姿を見て、愛子は彼に話しかける。

東京・・・
大手通信会社に勤める優真(妻夫木聡)は、日中は仕事に忙殺され、夜はクラブで出会う男と遊びまわる生活を続けている。ゲイであることを辛いと感じたことはないし、自由に生きて人生を謳歌してると思う。
だが彼には末期がんを患う母がおり、たびたびホスピスに見舞いに行っている。
母子家庭で男の子二人を育て上げてきた母の余命はもうわずかだ。
そんなある日、優真は新宿のクラブで直人(綾野剛)に出会う。
一夜限りのつもりだったが、仕事も泊るところも決まっていないという直人を優真は自宅まで連れ帰った。

沖縄・・・
高校生の泉(広瀬すず)は沖縄の離島に移住してきたばかり。
母が男と問題を起こして、夜逃げ同然で引っ越してきたのだ。
こういうことは初めてではないし、泉はもう諦めている。
ある日、転校先で仲良くなった同級生の辰哉(佐久本宝)がボートで無人島に連れて行ってくれた。
島を一人で散策していた泉は、バックパッカーの田中(森山未来)に遭遇する。
田中はここにいる事を誰にも言わないでほしいと頼み、泉はそれを受け入れた。
だが泉と辰哉は那覇に映画を観に行き、偶然田中と出くわす。二人は田中と飲みにに行くがそこで
辰哉はひどく酔っ払ってしまった。

殺人犯を追う警察は、新たな手配写真を公開した。
その写真は誰かに似ている。
ーいつしか交際を始めた愛子と田代。二人の幸せを願う洋平であったが、
前歴不詳の田代の過去を信用できず苦悩するー
ー同居を始め、互いの関係が深くなっていく優真と直人。
しかし直人の日中の不審な行動に優真は疑いを抱くー
ーある事件をきっかけに心を閉ざした泉と、彼女を救えなかったことに苦悩する辰哉。
田中は辰哉を親身に支えるが、無人島で暮らす彼の素性を誰も知らないー
(パンフレットより)

本作、PG12指定の作品となっていますが、R15指定位にした方が良いのではないかと思うくらい、
思っていた以上に衝撃的な作品でした。
けれど、”怒り”の感情というものに対して、そして”信じる”という事に対して、
とても深く考えさせられた作品でした。
東京、千葉、沖縄を舞台にそれぞれの人々が多少なりとも怒りを感じて生きていて、
そこで得体のしれない人と出会い親しくなってゆく・・
そしていつしかそのそれぞれの人々が殺人犯ではないかという想いに駆られた時、
どんな思いが生じるのか・・
自分を信じる事であったり、他者を信じる事であったり、他者への怒りであったり、
自分への怒りであったり・・
そんな様々な感情が豪華な女優、俳優さんたちによって、とても繊細に描かれている気がします。

結局”怒り”とは何なのか・・この映画を見て、私は、怒りに対して、
膨大なエネルギーを感じました。日々、誰でも、多少なりとも怒りを胸に抱くことはあるけども、
この映画では、積もり積もった様々な憤りやいらだちが、いつしか抑えきれずに爆発した、
人の悲しい感情の叫びのように感じました。
ただ、私なりに明確な答えを出すのは難しく、最後に”怒り”に対して、
パンフレットの中から参考になる部分がありましたので、抜粋させて頂きます。

守るべきものがある人間こそ、それを脅かそう、壊そう、奪おうとしてくる他者や社会に対して
怒りを抱く。つまり怒りとは、自分にとって大切に人や物を守り続けているほど
抱きやすい感情なのである。
そして怒りとは自分とは立場の違う他者や社会に対して、反対意見や疑問を描くこと。
それはつまり、自分を強く信じている事と同意義だ。
怒りを抱き続ける事は、自分を信じ続ける事である。
(作家 朝井 リョウ)

紙一重で誰もが心の中に、発露できない怒りの火種を抱えて生きている。
私たちは自分や、他社の奥底に漂う(目に見えないもの)とどう向きあうべきなのか、
この映画が観客皆さんにとってきっかけになってくれたらうれしいです。
(監督 李 相日)

原作 吉田 修一
監督 李 相日

主演・渡辺謙、宮崎あおい、松山ケンイチ
    妻夫木聡、綾野剛
    森山未来、広瀬すず

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コメント 6

たじまーる

お久しぶりです。
ソネブロ復活しましたので
改めてとなりますが宜しくお願い致します(^ー^)

そういえば映画ですが
ちはやふる下の句を観に行って以来、観に行ってないですね^^;
by たじまーる (2016-10-16 19:30) 

taekozue

たじまーるさん
お久しぶりです。
こちらこそ、よろしくお願いします。
また、お邪魔させて頂きます。

私は自宅の近くに映画館があるので
ちょくちょくと足を運び、
映画鑑賞しています。
by taekozue (2016-10-17 07:43) 

naonao

誕生日のお祝いコメントを
ありがとうございました( ≧∀≦)ノ
映画は、大スクリーンで観ると
迫力があっていいですよね(pq゚∀゚*)
私も、シネマのカードを持っていて
映画を観てポイントを貯めると、1回無料で観れたり
毎週金曜日は、会員限定の1000円DAYと
特典を使って映画鑑賞をしています。
by naonao (2016-10-22 19:31) 

いっぷく

「怒り」では宮崎あおいが体重を増やしたことが話題になりましたね。
長男は彼女のファンらしいですが、PG12指定では
見せるわけにいきませんね。
妻の好きな俳優2人も出ているので、これは大人だけで
楽しみたいと思います。
by いっぷく (2016-10-22 21:30) 

taekozue

nanaoさん
大スクリーン、迫力があって、良いですね。
ポイントや、会員限定の割引デー、
嬉しいサービスですね。
映画を見る機会がさらに増えそうです^^


by taekozue (2016-10-23 08:45) 

taekozue

いっぷくさん
女優さんや俳優さんは、映画の役作りで
そのようになりきる努力をされていて、すごいと思います。
息子さん、今回は残念ですが、
奥様共々、楽しんできてくださいね。
by taekozue (2016-10-23 08:55) 

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