喜劇役者が私たちに届けてくれたこと [たえの日記]
令和2年。今年に入り映画”お帰り寅さん“を観た後から、
なんだか寅さん映画、今まで観た作品も観たことない作品も観てみたくなり、
レンタルショップや図書館でDVDを借りては観ていた。
まずは寅さん作品の”幕開け”と言える
第1作男はつらいよ(昭和44年8月)マドンナ光本幸子を筆頭に
第5作男はつらいよ望郷編(昭和45年8月)マドンナ長山藍子。
第6作男はつらいよ純情篇(昭和46年1月)マドンナ若尾文子。
そして個人的にいち早く見たかったマドンナの作品の数々。
第9作男はつらいよ柴又慕情(昭和47年8月)、第13作男はつらいよ寅次郎恋やつれ
(昭和49年8月)マドンナ吉永小百合。
第37作男はつらいよ幸福の青い鳥(昭和61年12月)マドンナ志穂美悦子。
マドンナとしては一番寅さんさんと親密であった?浅丘ルリ子。
第11作男はつらいよ寅次郎忘れな草(昭和48年8月)、第15作男はつらいよ寅次郎相合傘
(昭和50年8月)、第25作男はつらいよ寅次郎ハイビスカスの花(昭和55年8月)、
第48作男はつらいよ寅次郎紅の花(平成7年12月)
今新作に再び登場した後藤久美子、
寅さんに加え甥の満男(吉岡秀隆)の恋の行方が妙に気になる
第42作男はつらいよぼくの伯父さん(平成元年12月)、第43作男はつらいよ寅次郎の休日
(平成2年12月)第44作男はつらいよ寅次郎の告白(平成3年12月)、
第45作男はつらいよ寅次郎の青春(平成4年12月)
その他14本、とりあえずは1月中旬頃より今日までで計28本のDVDを見終わった。
初めは特に見たい作品をピックアップはして観ていたものの、結局は全作品(50作)
観る予定ではいる。
毎回同じようなストーリーながら、昭和44年から平成7年まで長い歳月とともに
毎年のように作られてきた作品は、それぞれがその当時の社会を反映した作品になっていて、
またその中で変化していく交通手段や風景も楽しめるので、改めて今の時代に
振り返って観てみると、また良いものである。
そして何より、今見るのにおすすめの作品である。
なぜなら不安や焦りを抱えている人たちの心に、渥美清さんという喜劇役者が映像を通して
届けてくれた喜劇(笑い)が、私たちの心に落ち着きと和みを届けてくれる気がするからだ。
(追記:上記の文章、初め幸福感と記入していましたが、どうもしっくりとこなかったため、
”和み”と書き直しました)
そしてこの記事を書き上げようとしていた時、こちらも喜劇役者と呼ぶべき人だろう・・
志村けんさんが今、世界で蔓延しているコロナでこの世を去ったという報道を聞き、
加えてどうしても書きたい気持ちになった。
私がたまたまそう思いたいだけなのかもしれないが・・2人にははつながるものがあるような気がしてならない。それは言葉で当てはめるとすれば努力、寡黙、喜劇、哀愁、笑い・・・
と言った所でもあるし山田洋二監督作品、と言ったところでもある。
事実、志村けんさんは12月に公開予定であった山田洋二監督の映画「キネマの神様」
での主演が決まっていた。是非ともそちらの作品も観たかった。
追記
さて、昨夜はフジテレビで放送された志村けん追悼番組を見ました。
ドリフ大爆笑バカ殿様だいじょうぶだぁまで永久不滅名作。
冒頭に流れた湿っぽい?音楽にはゲストから「この音楽、嫌だなぁ・・」の1言。
最初から最後までゲストたちも笑って、楽しく送り出してあげたい思いがいっぱいでした。
そして映像に映し出された志村けんさんが演じるひとみばあさん、バカ殿様、へんなおじさん、
ドリフターズ時代のコントなどは懐かしく、また時代(トキ)を超えて
家族そろって本当に楽しむことができ、改めて笑いから得られる幸福感と
志村けんさんの存在の大きさを感じることができました。
46年間、私たちに笑いを届けてくれてありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
(これ以上コロナでの犠牲が出ませんように・・政府に的確な対応を強くお願いするとともに、
国民一人一人の感染予防心掛けの重要さを改めて感じずにはいられませんでした)
スポンサードリンク
人気ブログランキングへ
なんだか寅さん映画、今まで観た作品も観たことない作品も観てみたくなり、
レンタルショップや図書館でDVDを借りては観ていた。
まずは寅さん作品の”幕開け”と言える
第1作男はつらいよ(昭和44年8月)マドンナ光本幸子を筆頭に
第5作男はつらいよ望郷編(昭和45年8月)マドンナ長山藍子。
第6作男はつらいよ純情篇(昭和46年1月)マドンナ若尾文子。
そして個人的にいち早く見たかったマドンナの作品の数々。
第9作男はつらいよ柴又慕情(昭和47年8月)、第13作男はつらいよ寅次郎恋やつれ
(昭和49年8月)マドンナ吉永小百合。
第37作男はつらいよ幸福の青い鳥(昭和61年12月)マドンナ志穂美悦子。
マドンナとしては一番寅さんさんと親密であった?浅丘ルリ子。
第11作男はつらいよ寅次郎忘れな草(昭和48年8月)、第15作男はつらいよ寅次郎相合傘
(昭和50年8月)、第25作男はつらいよ寅次郎ハイビスカスの花(昭和55年8月)、
第48作男はつらいよ寅次郎紅の花(平成7年12月)
今新作に再び登場した後藤久美子、
寅さんに加え甥の満男(吉岡秀隆)の恋の行方が妙に気になる
第42作男はつらいよぼくの伯父さん(平成元年12月)、第43作男はつらいよ寅次郎の休日
(平成2年12月)第44作男はつらいよ寅次郎の告白(平成3年12月)、
第45作男はつらいよ寅次郎の青春(平成4年12月)
その他14本、とりあえずは1月中旬頃より今日までで計28本のDVDを見終わった。
初めは特に見たい作品をピックアップはして観ていたものの、結局は全作品(50作)
観る予定ではいる。
毎回同じようなストーリーながら、昭和44年から平成7年まで長い歳月とともに
毎年のように作られてきた作品は、それぞれがその当時の社会を反映した作品になっていて、
またその中で変化していく交通手段や風景も楽しめるので、改めて今の時代に
振り返って観てみると、また良いものである。
そして何より、今見るのにおすすめの作品である。
なぜなら不安や焦りを抱えている人たちの心に、渥美清さんという喜劇役者が映像を通して
届けてくれた喜劇(笑い)が、私たちの心に落ち着きと和みを届けてくれる気がするからだ。
(追記:上記の文章、初め幸福感と記入していましたが、どうもしっくりとこなかったため、
”和み”と書き直しました)
そしてこの記事を書き上げようとしていた時、こちらも喜劇役者と呼ぶべき人だろう・・
志村けんさんが今、世界で蔓延しているコロナでこの世を去ったという報道を聞き、
加えてどうしても書きたい気持ちになった。
私がたまたまそう思いたいだけなのかもしれないが・・2人にははつながるものがあるような気がしてならない。それは言葉で当てはめるとすれば努力、寡黙、喜劇、哀愁、笑い・・・
と言った所でもあるし山田洋二監督作品、と言ったところでもある。
事実、志村けんさんは12月に公開予定であった山田洋二監督の映画「キネマの神様」
での主演が決まっていた。是非ともそちらの作品も観たかった。
追記
さて、昨夜はフジテレビで放送された志村けん追悼番組を見ました。
ドリフ大爆笑バカ殿様だいじょうぶだぁまで永久不滅名作。
冒頭に流れた湿っぽい?音楽にはゲストから「この音楽、嫌だなぁ・・」の1言。
最初から最後までゲストたちも笑って、楽しく送り出してあげたい思いがいっぱいでした。
そして映像に映し出された志村けんさんが演じるひとみばあさん、バカ殿様、へんなおじさん、
ドリフターズ時代のコントなどは懐かしく、また時代(トキ)を超えて
家族そろって本当に楽しむことができ、改めて笑いから得られる幸福感と
志村けんさんの存在の大きさを感じることができました。
46年間、私たちに笑いを届けてくれてありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
(これ以上コロナでの犠牲が出ませんように・・政府に的確な対応を強くお願いするとともに、
国民一人一人の感染予防心掛けの重要さを改めて感じずにはいられませんでした)
スポンサードリンク
人気ブログランキングへ
こんにちは!
志村けんさんは昭和25年の早生まれ、私よりも
学年は上になりますが同じ寅年・・
それだけにショックも悲しみも大きいです・・・(>:<)
by Take-Zee (2020-04-02 14:26)
志村ケンさんは同年代です
コロナに感染してえ~と思ったら
10日後に訃報でコロナウィルスの
怖さを実感しました
志村さんのご冥福をお祈りします
by kazu-kun2626 (2020-04-02 22:13)
taekozueさん、こんばんは。
「男はつらいよ」は、当時親子で見に行ける唯一の映画だったように思います。小さい頃はフーテンの寅さんを見て「バカだね〜」と思っていましたけど、少し大きくなって見た寅さんからは、何とも言えないおかしみの中に、少しこまっしゃくれた小生は、人生の悲哀を感じたものです。
by U3 (2020-04-02 22:38)
笑いは、どんなときにでも必要ですね。
今頃は天国で、長さんと逢っているのでは、、。
コロナで無くなった人を天国で笑わせてあげて下さい。
by 横 濱男 (2020-04-03 10:02)
現在の社会全体に漂っている不安感、自粛と言う名の閉塞感。何時になったら、春の到来、季節を楽しむことが出来るのでしょう。
志村けん追悼番組は、私も見ました。
厳しくなるばかりの経済をはじめとした停滞した社会、頭の中を空にして心から笑える日が、一日も早く来ますよう願っています。
by hana2020 (2020-04-03 14:12)
Take-Zeeさん
こんにちは!
同じ年齢だったりすると何か親近感がありますね。
その分ショックや悲しみも多くなってしまいますね。
by taekozue (2020-04-04 09:57)
kazu-kun2626さん
あまりにも早い志村さんの病状の悪化には
本当にびっくりしましたね。
コロナに対する危機感が、より広がり、強まった気がしますね。
by taekozue (2020-04-04 10:16)
U3さん
「男はつらいよ」私も小学校の頃からよく見ていました。
大人になってから改めて観てみると、当時は感じなかった
確かに悲哀なる場面も多いですね。
初作の頃は特に、おいちゃんが寅さんを”バカだねぇ”という
シーンも多く、なんだか寅さんが気の毒になってしまいます。
けれどそんな悲しさからもやはりこの映画からは多くの笑いをもらえるところに山田作品と渥美清さんの凄さを感じますね。
by taekozue (2020-04-04 10:31)
志村けんさんの訃報、ほんとにショックでやした。
もろドリフ世代で、志村さんがぐんぐん人気者に成長されてゆく過程を観ていたし。
合掌でやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-04-04 16:36)
横 濱男さん
そうですね。
今頃天国で会っているのでしょうね。
亡くなった人たちにも笑いが届くことでしょね。
by taekozue (2020-04-05 10:28)
hana2020さん
本当に、いつまで世の中のこの不安感や閉塞感は続くのでしょうね。
インフルエンザなどと違い、コロナは季節が春になっても収まりそうもないので厄介ですね。
そうですね。
停滞した社会、頭の中を空っぽにして笑える日を願いたいですね。
by taekozue (2020-04-05 10:46)
ぼんぼちぼちぼちさん
亡くなってから人の偉大さというものは強く感じるものですね。
何かとても親近感を感じるような存在でしたね。
by taekozue (2020-04-05 10:54)