澤乃井櫛かんざし美術館~夏~ [たえの日記]
先日、出かけて来た先は
青梅市にある澤乃井櫛かんざし美術館です。
館内に入ると、ほたるとかじか蛙がお出迎えをしてくれます。
そして大きく開けた展望ホールからは御嶽渓谷の絶景。
そこから眺める風景は美しい絵画のようでした。
館内には世界的に有名な岡崎知予さんのコレクションをもとに集大成された
江戸から昭和に至る櫛・かんざしを中心に紅板(携帯用口紅入れ)、筥迫(はこせこ)、かつら、
姫印籠(薬入れ)、蒔絵矢立(携帯用筆記用具)等の展示がされています。
江戸時代の作品を集めた第一展示室、明治・大正、・昭和時代を集めた第二展示室、
特別展示室に分かれ、4000点の所蔵品から常時約400点が展示されています。
日本女性の髪飾りはおおまかに櫛・かんざし・笄(こうがい)に分かれていますが、
素材は木・金蒔絵・べっ甲・象牙・透彫など、時代や身分により多種多様。
また、当時の美術工芸手法を用いた蒔絵・彫刻・金銀細工などの繊細な加工技術の美しさには
目を見張るものがありました。
展示品、撮影はNGのため、こちらはパンフレットと書籍”櫛かんざし”から拝借した写真です。
江戸時代の桜の花をモチーフにした桜文様蒔絵櫛と筥迫
(なお、桜文様蒔絵櫛は美術館のシンボルマークにもなっています)
金銀珊瑚飾りかんざしと矢立
数々の素敵な作品を見終わった後は館内から出れる庭園へ。
運が良ければニホンカモシカに会えるそうです。
可憐に咲いていたレンゲショウマ
残念ながらこの日はカモシカには会うことはできませんでしたが
貴重な展示品の数々を見ることができ、サンサンと輝く太陽の下、
夏ならではの美しい風景をも見ることができました。
(1週間に1回ほどカモシカご来館、前々日に現れたばかりだったそうです)
なお、この時期(9月6日まで)櫛・かんざし美術館では”夏の髪飾り”として
ガラス・翡翠・貝などを用いた作品を見ることができますが、
季節に合わせた展示替えが年4回行われるようで、さらにそれぞれの季節での
作品鑑賞も楽しめそうです。
そして現在、特別企画展として11月29日まで伝統こけし展も開催中です。
澤乃井櫛かんざし美術館
東京都青梅市袖木町3-764-1
TEL 0428-77-7051
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青梅市にある澤乃井櫛かんざし美術館です。
館内に入ると、ほたるとかじか蛙がお出迎えをしてくれます。
そして大きく開けた展望ホールからは御嶽渓谷の絶景。
そこから眺める風景は美しい絵画のようでした。
館内には世界的に有名な岡崎知予さんのコレクションをもとに集大成された
江戸から昭和に至る櫛・かんざしを中心に紅板(携帯用口紅入れ)、筥迫(はこせこ)、かつら、
姫印籠(薬入れ)、蒔絵矢立(携帯用筆記用具)等の展示がされています。
江戸時代の作品を集めた第一展示室、明治・大正、・昭和時代を集めた第二展示室、
特別展示室に分かれ、4000点の所蔵品から常時約400点が展示されています。
日本女性の髪飾りはおおまかに櫛・かんざし・笄(こうがい)に分かれていますが、
素材は木・金蒔絵・べっ甲・象牙・透彫など、時代や身分により多種多様。
また、当時の美術工芸手法を用いた蒔絵・彫刻・金銀細工などの繊細な加工技術の美しさには
目を見張るものがありました。
展示品、撮影はNGのため、こちらはパンフレットと書籍”櫛かんざし”から拝借した写真です。
江戸時代の桜の花をモチーフにした桜文様蒔絵櫛と筥迫
(なお、桜文様蒔絵櫛は美術館のシンボルマークにもなっています)
金銀珊瑚飾りかんざしと矢立
数々の素敵な作品を見終わった後は館内から出れる庭園へ。
運が良ければニホンカモシカに会えるそうです。
可憐に咲いていたレンゲショウマ
残念ながらこの日はカモシカには会うことはできませんでしたが
貴重な展示品の数々を見ることができ、サンサンと輝く太陽の下、
夏ならではの美しい風景をも見ることができました。
(1週間に1回ほどカモシカご来館、前々日に現れたばかりだったそうです)
なお、この時期(9月6日まで)櫛・かんざし美術館では”夏の髪飾り”として
ガラス・翡翠・貝などを用いた作品を見ることができますが、
季節に合わせた展示替えが年4回行われるようで、さらにそれぞれの季節での
作品鑑賞も楽しめそうです。
そして現在、特別企画展として11月29日まで伝統こけし展も開催中です。
澤乃井櫛かんざし美術館
東京都青梅市袖木町3-764-1
TEL 0428-77-7051
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行きつけの美容院のインテリアとして壁に、櫛・かんざし・筥迫などのポストカードを並べて額装したものが飾られています。
目にとめた私、職人さん達の確かな技、凝った細工の細やかさが伺えて「どれも素晴らしくて、素敵ですね」と褒めたことがあります。
先生はよく東京方面へお出かけされるから、こちらの美術館でお買い求めされたものかしら?次回、聞いてみますね♪
by hana2020 (2020-08-30 15:29)
澤乃井かんざし美術館は初めて知りました
お酒の澤乃井さんが開設してるんですかね
珍しい美術館ですね
by kazu-kun2626 (2020-08-30 19:24)
櫛かんざし美術館というのがあるのでやすね。
あっしも見学してみたいでやす。
中高生の頃、アンティークな服に前髪だけポンパドールにしてかんざし挿して原宿にお出掛けしてやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-08-31 21:52)
かんざし美術館なんてなのがあるんですね。。
青梅は空気がいいし、景色も最高だし、良い気分転換になりますね。
展示品の撮影はNG・・・なんで?といつも思います。。
世間の習わしなのかな。。
混むからダメとか、模倣されるからダメとか、書いてあればなるほどと思うんですけどね。。(^0^)
by 横 濱男 (2020-09-03 07:20)
hana2020さん
hana2020さんの身近にそのようなポストカードが飾られ、
ふと目にも止まっていたのですね。東京面へよく出かけられている
先生ならば、かんざし美術館で買われたものかもしれないですね。
次回是非^^
by taekozue (2020-09-03 16:32)
kazu-kun2626さん
かんざし美術館なんて、珍しいですよね。
澤乃井さんとは関連事業のようですね。
敷地内ではお豆腐料理なども楽しめますね。
by taekozue (2020-09-03 16:37)
ぼんぼちぼちぼちさん
自然も多くとても良いところですよ。
是非機会がありましたらお出かけください。
中高生の頃かんざしを挿して原宿を歩いたぼんぼちぼちぼちさん、
きっとそのころからセンスの良さが光っていたのでしょうね。
by taekozue (2020-09-03 16:44)
横 濱男さん
かんざし美術館、珍しいですよね。
青梅はとても良いところですね。
展示品の撮影NG,本当に残念ですよね。
素敵な作品は、自分で見て、また写真を通してその
魅力を少しでも他の人にも伝えたいものですね。
by taekozue (2020-09-03 16:56)
先週末、髪をカットしに出かけた美容院で先生に伺いましたら。
私の予想した通り、青梅の「澤乃井櫛かんざし美術館」で、奥多摩登山の帰りに立ち寄り、買い求めたものと仰っていました。
吉川英治と言った文人も住んでいた青梅は雰囲気の良い土地柄。明治初頭に海外へ大量に流失してしまった、多くの美術品たちは貴重なものに思えてなりません。
by hana2020 (2020-09-07 10:01)
hana2020さん
早速美容院行かれたのですね。
ご丁寧にコメントありがとうございます。
hana2020さんの予想、当たりましたね^^
場所は離れていてもこのような芸術品は人々を魅了させ、
また繋がりを持たせるものですね。
青梅は空気も良く、本当に良い土地柄で文人が澄んでいたというのも納得ですね。吉川英治記念館は中学生の頃に一度行ったきり、
多分当時は興味もなく見ていたのでしょう‥
お恥ずかしながら、作品の海外流失というのは初めて知りましたが、
hana2020さんに新たに教えていただけることがあり、
日々ありがたく思っています^^
by taekozue (2020-09-08 09:11)