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映画 海賊と呼ばれた男 [映画、ロケ地]

今年は例年より多く、映画館に足を運びました。
つい先日も今年最後の映画鑑賞をしてきましたので、
今年最後のブログは”映画 海賊と呼ばれた男”で締めたいと思います。

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ーSTORYー
1945年東京
B29の群れが上空を覆い尽くし、無数の焼夷弾が容赦なく降り注ぐ首都・東京。
迎撃に向かう夜間戦闘員「月光」。
しかし、奇数も少ない上に、燃料不足により上昇力も弱く、あえなく敵機に撃沈されてしまう。
その地獄のような光景を国岡鐡造(岡田准一)はただ見つめているしかなかった・・
8月15日、終戦。
その2日後、廃墟と化した銀座で奇跡的に焼け残った国岡商店本社に集まった定員たちを前に
鐡造の声が響いた。
「愚痴をやめよ。日本人がおる限りこの国は必ず再び立ち上がる。下を向いとー暇などない!」
そして最後に力強い口調で彼らに伝えた。
「心配ばすな。一人も首にはせん」
その眼にはかつて海賊と呼ばれた若き日の炎が宿っていたー。
(海賊と呼ばれたれた男パンフレットより)

この映画は、出光商会を創業し、北九州工業地帯、下関を中心に石油販売を開始させた
出光佐三、そして実際にあった事件をモデルとした物語です。
映画は、衝撃的にもB29が落とされるシーンから始まりましたが、
戦後の日本、そこから企業を立ち上げてゆくだけでも困難な中、何事にもめげず、這い上がろうとする
鐡造や店主達を描いたこの物語には、とても力強い男達の生き様を感じる事が出来ました。
また、どんな厳しい状況下にあっても、決して店員を一人も解顧しないなど、独特の経営手法を
とったという国岡鐡造、仕事に対し熱い情熱を持ちながらも、人情味のある経営者であったことが、
映画からはとても良く伝わってきました。



1912年(大正元年)関門海峡にて漁船用軽油の販売を開始
鐡造を先頭に店主たちと共に海上での軽油販売に向かう国岡商店
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石油の販売を禁止しているCHQや、石油配給統制会社社長 鳥川(国村準)と敵対しながらも
企業を拡大していた中、やがてアメリカ資本企業のメジャーも鐡造を警戒し、敵視するようになり、
その圧倒的な包囲網で国岡商店の石油輸入ルートはすべて封鎖されてしまう。
八方塞がりの状況の中、国岡商店の至宝である日承丸(実際名 日章丸)を、
イラン・アバダンに送ろうとしていた。
DSC_0037.JPG
イラン石油を輸入する事は、英国を完全に敵に回す事でもあった。
果たして日承丸は英国艦隊の目をかいくぐり無事日本に帰還する事が出来るのか…



原作 百田尚樹
監督 山崎貴

主演  岡田准一
     吉岡秀隆
     染谷将太
     綾瀬はるか
     近藤正臣  ほか



国岡商店社歌

荒波乗り越えて 舟をこぎ出せば
そこは同胞(はらから)集う 希望の地

常にその心に 荒ぶる波を
いにしえの海人の 生き様を

襲いかかる苦難に 流されても
再び陽が昇れば 我ら立ち上がる
たとえ一歩でも

前に進め

信じる同胞と 海へこぎ出せば
そこは心帰る 懐かしの地

荒波にもがけよ 心の海で
きっと切り開ける 明日へと









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映画HiGH&LOW  映画怒り [映画、ロケ地]

映画”HiGH&LOW”と”怒り”鑑賞してきました。
”HiGH&LOW THE RED RAIN

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ーあらすじー
いつも無邪気に弟を笑わせる兄・雨宮雅貴(TAKAHIRO),
感情を顔に出すことのない弟、雨宮広斗(登坂広臣)。
対照的な二人だが目に見えぬ絆で結ばれていた。
彼らには心の底から尊敬する長兄・雨宮尊龍(斉藤工)がいる。
幼いころに両親を亡くした三兄弟の絆は固く、尊龍は弟たちに
「拳は、大事なものを守るために使え」と言い聞かせていた。
しかし一年前、尊龍は二人の前から突如姿を消してしまう。
それから弟たちは兄の行方を探し続けていた。
ふたたび巡ってきた両親の命日。
尊龍が現れる事を期待し、雅貴と広斗は家族の墓を訪れる。
だが、そこに現れたのは兄の行方の手掛かりを持つ謎の少女・成瀬愛華(吉本美憂)だった。
なぜ尊龍は、雅貴と広斗を残して姿を消したのか?
尊龍の行方を追って次々と真実が紐解かれるとき、雨宮兄弟の過去に隠された秘密が明らかとなる。
そして三兄弟の辿る運命とは…
(公開前パンフレットより)

前回、7月に公開された「HiGH&LOW THE MOVIE」に続く
総合エンタテインメント・プロジェクト第2弾。
華麗なアクションシーンに加え、次第に明かされる雨宮兄弟の過去と真実・・・


個人的な感情で申し訳ありませんが、私は登坂広臣のファンなため、
今回彼のかっこよさを改めて感じる思いで行ったのですが、
実際の映画ではスピード感あふれるアクション、想像以上の迫力、
家族の愛があふれるストーリーで、ハラハラ・ドキドキはもちろん、涙ボロボロものでした。
アクション映画でも、家族の愛をSTORYに混ぜると、涙が止まらなくなってしまうという、
なんとも家族愛には涙腺が弱い私です。

登坂広臣はもちろん、かっこ良く、演技も良かったです。
そのうえで、俳優さんの演技っていうのも、さすがですね。
斉藤工さんや何度か幼少時代の回想シーンで子役の子たちが登場するのですが、
その中でも濱田龍巨くんなどの演技はとても存在感がありました。それだけにSTORY にまた、
強く入り込む事が出来ました。


TAKAHIRO&登坂広臣のバイクアクションシーン・・
幼少時代の回顧シーン・・
やくざとの格闘シーン・・
思いがけなく登場する人物・・
TAKAHIRO&登坂広臣の劇中歌・・
見どころはいっぱいです。

主演・TAKAHIRO、登坂広臣、斉藤工




登坂広臣関連映画
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”怒り”
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ーあらすじー
ある夏の暑い日、八王子で夫婦殺人事件が起こった。
窓は閉め切られ、蒸しぶろ状態の現場には「怒」の頭文字が残されている。
犯人は全国で指名手配されるが、顔を整形し逃亡を続ける。
事件から一年後、その行方はいまだに知れない。そんな中、千葉、東京、沖縄に素性の知れない
三人が現れた。

千葉・・・
3か月前、突然家出をした愛子(宮崎あおい)が東京で見つかった。
愛子は歌舞伎町の風俗店で働いており、かなりダメージを受けた状態で保護されたという。
父・洋平(渡辺謙)が迎えに行くと、愛子は店の狭い個室で死んだように眠っていた。
洋平は8年前に妻を亡くしてから男手ひとつで愛子を育ててきた。
もちろん愛子には幸せになってほしい。だが・・・地元に戻った愛子は毎日父の働く漁港に弁当を作って届けるようになった。2か月前から漁港で働き始めたという田代(松山ケンイチ)がひとりでコンビニ弁当を食べている姿を見て、愛子は彼に話しかける。

東京・・・
大手通信会社に勤める優真(妻夫木聡)は、日中は仕事に忙殺され、夜はクラブで出会う男と遊びまわる生活を続けている。ゲイであることを辛いと感じたことはないし、自由に生きて人生を謳歌してると思う。
だが彼には末期がんを患う母がおり、たびたびホスピスに見舞いに行っている。
母子家庭で男の子二人を育て上げてきた母の余命はもうわずかだ。
そんなある日、優真は新宿のクラブで直人(綾野剛)に出会う。
一夜限りのつもりだったが、仕事も泊るところも決まっていないという直人を優真は自宅まで連れ帰った。

沖縄・・・
高校生の泉(広瀬すず)は沖縄の離島に移住してきたばかり。
母が男と問題を起こして、夜逃げ同然で引っ越してきたのだ。
こういうことは初めてではないし、泉はもう諦めている。
ある日、転校先で仲良くなった同級生の辰哉(佐久本宝)がボートで無人島に連れて行ってくれた。
島を一人で散策していた泉は、バックパッカーの田中(森山未来)に遭遇する。
田中はここにいる事を誰にも言わないでほしいと頼み、泉はそれを受け入れた。
だが泉と辰哉は那覇に映画を観に行き、偶然田中と出くわす。二人は田中と飲みにに行くがそこで
辰哉はひどく酔っ払ってしまった。

殺人犯を追う警察は、新たな手配写真を公開した。
その写真は誰かに似ている。
ーいつしか交際を始めた愛子と田代。二人の幸せを願う洋平であったが、
前歴不詳の田代の過去を信用できず苦悩するー
ー同居を始め、互いの関係が深くなっていく優真と直人。
しかし直人の日中の不審な行動に優真は疑いを抱くー
ーある事件をきっかけに心を閉ざした泉と、彼女を救えなかったことに苦悩する辰哉。
田中は辰哉を親身に支えるが、無人島で暮らす彼の素性を誰も知らないー
(パンフレットより)

本作、PG12指定の作品となっていますが、R15指定位にした方が良いのではないかと思うくらい、
思っていた以上に衝撃的な作品でした。
けれど、”怒り”の感情というものに対して、そして”信じる”という事に対して、
とても深く考えさせられた作品でした。
東京、千葉、沖縄を舞台にそれぞれの人々が多少なりとも怒りを感じて生きていて、
そこで得体のしれない人と出会い親しくなってゆく・・
そしていつしかそのそれぞれの人々が殺人犯ではないかという想いに駆られた時、
どんな思いが生じるのか・・
自分を信じる事であったり、他者を信じる事であったり、他者への怒りであったり、
自分への怒りであったり・・
そんな様々な感情が豪華な女優、俳優さんたちによって、とても繊細に描かれている気がします。

結局”怒り”とは何なのか・・この映画を見て、私は、怒りに対して、
膨大なエネルギーを感じました。日々、誰でも、多少なりとも怒りを胸に抱くことはあるけども、
この映画では、積もり積もった様々な憤りやいらだちが、いつしか抑えきれずに爆発した、
人の悲しい感情の叫びのように感じました。
ただ、私なりに明確な答えを出すのは難しく、最後に”怒り”に対して、
パンフレットの中から参考になる部分がありましたので、抜粋させて頂きます。

守るべきものがある人間こそ、それを脅かそう、壊そう、奪おうとしてくる他者や社会に対して
怒りを抱く。つまり怒りとは、自分にとって大切に人や物を守り続けているほど
抱きやすい感情なのである。
そして怒りとは自分とは立場の違う他者や社会に対して、反対意見や疑問を描くこと。
それはつまり、自分を強く信じている事と同意義だ。
怒りを抱き続ける事は、自分を信じ続ける事である。
(作家 朝井 リョウ)

紙一重で誰もが心の中に、発露できない怒りの火種を抱えて生きている。
私たちは自分や、他社の奥底に漂う(目に見えないもの)とどう向きあうべきなのか、
この映画が観客皆さんにとってきっかけになってくれたらうれしいです。
(監督 李 相日)

原作 吉田 修一
監督 李 相日

主演・渡辺謙、宮崎あおい、松山ケンイチ
    妻夫木聡、綾野剛
    森山未来、広瀬すず

どちらの作品も只今公開中です




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ちはやふる聖地探訪in府中PART3 [映画、ロケ地]

前回のちはやふる記事、続きです。
ランチ後、向かったのはロケ地、清水下小路(しみずしたこみち)
こぐま珈琲店からは、案外近く、すぐ見つける事が出来ました。
善明寺の裏の静かな小路。
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ちょうど桜も散り始め、雰囲気がある。

試合の後に疲れて眠ってしまった千早を太一が
おんぶして歩くシーンに使用されていました。
NCM_0493.JPGNCM_0497.JPG
こちら側からも少し写真を。せっかくなら
電車を一緒に取った方が良いと思い、少し待ってみましたが、
それほど本数が多くもないので頻繁には通らず、
「来たー」と思い、撮ってみたらかなり電車が通り過ぎた後、タイミングがなかなか難しい。
NCM_0496.JPG
けれど、ここで撮影が行われたと思うと、なんだか妙にテンションアップ。

そして、次に向かったのは下河原緑道。
ここは郷土も森に抜ける道で様々な人が自転車などで行き交っています。

ー下河原緑道ー
(旧国鉄下河原線跡)
下河原線は明治43年に多摩川の砂利を運搬するために作られた”東京砂利鉄道”が前身。
大正時代には軍用鉄道としても利用され、昭和51年に廃止されるまで66年間運用されていた。
NCM_0501.JPGNCM_0498.JPG
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金沢大会で偶然再会した新から託されたメッセージを、千早に伝えるか迷う太一、という
切ないシーンに使用されていました。

なんだか、懐かしさとともに、ちはやふるのロケ地だという嬉しい気持ちになった一日。

帰りは、途中青木屋でちはやふる聖地らしいクッキーを購入した後、
府中駅まで歩いて行ったのですが、駅にはちはやふるポスターが。
NCM_0515.JPGNCM_0516.JPG
最後にも、ちはやふるを感じる事が出来ました。
NCM_0518.JPG

ちはやふる<上の句>公開中です。
千早役の広瀬すずちゃんがかわいいです。
競技かるたの試合中、気絶?してしまうシーンがあるのですが、又、その時のすずちゃんの顔も見逃せない。そして、競技かるたを通しての友情だったり、チームワーク、
何かに熱中にすることの素晴らしさを感じる事が出来、パワーや躍動感あふれる作品です。
笑ったり、時には泣けるシーンだったりの、様々な気持ちが交差するストーリー。
そしてなにより、千早を想う太一の一途さにときめきを感じます。[揺れるハート]

ー<上の句>あらすじー
離れ離れになってしまった幼なじみの新にもう一度会いたい一心で、高校では競技かるた部を結成した千早。一方で千早を想い続け、かるた部にも入部する太一。
他、部員となった古典好きの少女・葵(上白石萌音)、競技かるた経験者・優征(矢本悠馬)、
学年2位の秀才・勉(森永悠希)の5人で全国大会を目指す。
創設一年ながら、エース千早の活躍と、抜群のチームワークを発揮し、何とか強豪校にも勝利。
見事東京大会優勝を成し遂げた。
舞台はいよいよ全国大会へ。
だが、新に東京大会を報告する千早に、「かるたはもうやらん・・・」と、思わぬ言葉・・・

ショックを受ける千早だが、全国大会へ向けて仲間たちと懸命に練習に励む。
そんな中、最強のクイーン詩暢の登場。
下の句では千早、太一、新の再会シーン、
詩暢との対戦を通しての千早の揺れ動く気持ちなど、
さらなる見どころがありそうで、とても楽しみです。
尚、上の句では府中市がかなり登場していましたが、
下の句では滋賀県大津市(近江神宮)や福井県あらわ市がかなり
登場しそうです。
<下の句>4月29日より公開

綾瀬千早 広瀬すず
真島太一 野村周平
綿谷新 真剣佑
若宮詩暢 松岡茉優

「ちはやふる」とは[揺れるハート]
「千早振る神代も聞かず竜田川 から紅に水くくるとは」
1200年前、稀代の歌人在原業平が禁じられた恋の相手を想って詠んだとされる。
「私の燃える想いが、激しい水の流れを真っ赤に染め上げてしまうほど、今でもあなたを愛しています」という意味が込められている。今も昔も人を愛する気持ちは変わらない・・。
”ちはやふる”は”勢いの強いさまを表し、”神”の枕詞として使われる。

「競技かるた」とは
小倉百人一首を用いて、一般社団法人全日本かるた協会が定めた規則に則って行う競技。
一般的に文化活動や伝統文化という半面、
競技には高度な瞬発力、記憶力、精神力が必要とされる。
競技かるたにおける最高峰の大会は、毎年1月に近江神社で行われ、
競技かるたの聖地となっている。
「百人一首」とは
100人の歌人の和歌を、一人一首ずつ選んで作った秀歌撰。

ー映画の中で登場する百人一首の和歌ー

「瀬をはやみ 岩にせりかかる滝川の われても末にあはむとぞ思ふ」(崇徳院)
”川の流れは、岩に当たって二つに割れても、いずれはまた一つに戻る”という意味。
この歌には、「私たちは離れ離れになってしまっても、必ずまた会える。一緒になれる」という、
別れゆく愛する人にもう一度会いたい、と強く願う気持ちが込められている。

「忍ぶれど色に出でにけりわが恋は ものや思ふと人の問ふまで」(平兼盛)
”秘めてきた私の恋心が表情が出てしまっているようだ。何を物思いにふけっているのかと人に尋ねられるほどに”という繊細な恋心を歌った歌。恋愛をしていると、ついつい夢中になってしまう様子が描かれ、昔も今も恋する気持ちは変わらないと、感じさせてくれる歌の一つ。
ちはやふるの中では詩暢を象徴する歌として登場。

「田子の浦に うち出でてみれば 白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ」(山部赤人)
”田子の浦に出かけてみるとまるで白い布をかぶったような白い富士山の高い峯が見え、そこに雪が降り積もっている”という、情景を歌った歌。
千年前に生きていた人も変わらずに同じ景色を見ていたと思うと、富士山の永久さ、
壮大さに大きな心で物事を捉えようとする気分にさせてくれる歌。
ちはやふるでは、太一と葵が秘密を共有するシーンで登場。

「このたびは幣(ぬさ)もとりあえず手向山(てむけやま) 紅葉の錦神のまにまに」(菅家)
”急な旅だったため、お供えも用意できませんでした。せめてもの代わりに手向山の紅葉をお捧げしますので、後の判断は神様にお任せします”という意味。
どんな状況でも、自分のベストを尽くし、全てやり切ってみてから結果を待とうと、気持ちを鼓舞してくれるような歌とも解釈できる。
ーちはやふるパンフレット、東宝WEB SITE参照ー

昔の歌人が詠んだ詩は、趣深いものですね。
百人一首の意味も知りながら、また映画を見てみると、更に楽しめそうです[ぴかぴか(新しい)]



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ちはやふる聖地探訪in府中PART2 [映画、ロケ地]

記事を書くのは遅くなってしまいましたが、公開してから間もなく、
ちはやふる<上の句>見に行ってきました。
それでもって半券を貼って大津市、あらわ市、府中市のロケ地各所に行くと、
各市のオリジナルグッズがもらえるというキャンペーンがある事を知り、
私は府中市に出かけてきました。

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グッズがもらえるのは府中観光情報センター。
ついでロケ地も回ってみたく、地図を見ながらロケ地探訪。
今回使用されたのは、清水下小路、下河原緑道、京王線東府中駅の3か所。
まずは東府中駅から。
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京王線で通学している千早(広瀬すず)と太一(野村周平)
二人が通う都立瑞沢高校の最寄駅として使用されていました。

その後、府中駅で下車し、ケヤキ並木を散策。
始まったばかりの新緑だけどすがすがしい空気。
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途中、源頼家公の像も
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これはなんだっけな。
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そして、府中観光情報センターへ。
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半券でもらえたのはこれ。
(ちょっと分りずらいですが)ちはやふるのマウスパッド
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府中と言えば?大国魂神社。すぐお隣に。
寄らない訳には行かず。

ー大国魂神社ー
景行天皇の時代に、武蔵国の護り神として祀ったのが始まり。
歴史は実に1900年以上。
福神、または縁結びの神として有名である。

入口には貫禄のあるケヤキの木。
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鳥居。とても迫力がある。
そして境内はとても神聖な空気。
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手水舎
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本殿入口
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子供の頃、府中に住んでんでいた時は毎年のように参拝に来ていた。
懐かしさをも感じながら、「お久しぶりです・・・」と、感謝も込めてお参り。
試しにおみくじを引いてみたら大吉でした[わーい(嬉しい顔)]

桜もきれいに咲いていました。
ちょうど良い季節。
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その後、お昼の時間という事もあり、裏路地のこぐま珈琲店でランチ。
こんなおしゃれな喫茶店、昔はなかったような・・
2階の窓際の席からは大国魂神社を眺める事が出来、くつろげる空間。
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ベーコンとしめじのトマトソーススパゲッティとアイスティーを注文。
スパゲッティはあっつあっつで出てきて、もっちもちとした麺。
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アイスティーのミルクとシロップはとてもかわいらしい入れ物で。
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もちろんどちらもとってもおいしく頂きました[わーい(嬉しい顔)]

と、今回は大国魂神社の写真が多くなってしまいましたが、
後まだ長くなってしまいそうなので、今日はここまでにして、
続きは後日upする事にします。






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エヴェレスト~神々の山嶺~ [映画、ロケ地]

エヴェレスト~神々の山嶺見てきました。

私の山登りの記憶をたどれば、小学校の遠足で登った高尾山、中学校の時家族で日の出を見に行くため上った御岳山、大人になって子供のボーイスカウトの付添で登った名も知れぬハイキングコース(かなり険しいコースでクタクタだったったけど、これも山登り?)くらいなもので、エヴェレストなんで、遠く、遠く遥かなる山のようなものですが、世界一を誇るエヴェレストの映画ならでは、何かそこから学べるものがあると思い、鑑賞しに行きました。


ーあらすじー
1993年ネパール。
二人の犠牲者を出して失敗に終わった日本のエヴェレスト遠征隊。カメラマンとして参加した深町(岡田准一)は一人街をさまよっていた。ふと立ち寄った骨董店で1924年にエヴェレスト頂上を目指しながら行方不明になったジョージマロニーのものである可能性が高いカメラを発見する。
だがそれは盗品であり、元は自分のものだとその場に現れた、ビサル・サルパ<毒蛇>(阿部寛)と呼ばれる男に持って行かれてしまう。
だが、そのビサル・サルパこそが、数年前に消息を絶った孤高の天才クライマー羽生であった。

なぜ羽生がマロニーーのカメラを持っているのか?
帰国した深町は山岳史を塗り替えるべく、羽生の過去を調べ始めた。
かつての山仲間は羽生の天才的登攀センスを称えながらも、人間としては最低だ、と言い捨てる。
そんな羽生を唯一慕ったのが山岳会後輩の岸文太郎(風間俊介)であったが、彼は羽生との登山中に死亡。羽生がザイルを切り、自分だけが助かったという噂が立ち、以来羽生の山は単独行になっていった。

羽生の過去を追い続ける深町のもとに、文太郎の妹、涼子(尾野真千子)が訪ねてきた。兄の死後、交際を続けていたが、自分の前から突然姿を消した羽生を探していた。
そんな深町と涼子は共に再び、カトマンドウ(ネパル、首都)へ向かう。だが居場所は突き止めたものの、彼はこの地で妻子を持ち、別の人生を歩んでいた。
しかし、一方で深町は羽生がとてつもない計画を立てていることを知る。
”冬季南西壁・単独無酸素登頂”それは前人未到の計画であった。
そんな羽生の姿を写真に収めるべく、深町はベースキャンプで羽生を待ち続け追うことになるが、
そこには予想以上の過酷なエヴェレストが待ち受けていた。
果たして、彼らは生きて帰る事が出来るのか。
そして命を削ってまで挑むその先にあるものとは。


ーちょっと気になったジョージ・マロニーとはー
1886年にイギリスで生まれた登山家
高所登山の黎明期において傑出した活躍を見せた。
1921年からマロニーを先頭にした初のエヴェレスト偵察隊がヒマラヤに攻撃をスタート。
最初の挑戦では7020mのノース・コルまで到着。
1922年、エヴェレストに取り憑かれたマロニーはシェルパ(高所に適した体質の、各国の荷物を運んだりするのに雇われた人物)を連れ、酸素ボンベを持って再び挑戦。
7人が雪崩で亡くなってしまうが、マロニーは8000mをはるかに超えるデス・ゾーンに突き進んだ。
当時の人類の最高到達高度だった。以後、取材で「なぜ、あなたはエヴェレストに登りたいのか?」と聞かれ、「そこにエヴェレストがあるから」という答えは、あまりにも有名な答えである。
マロニーが行方不明になってから75年。
マロニーは遺体となって発見されたもの、エヴェレストの登頂したのかはいまだ定かではない。
(エヴェレスト公式サイト、パンフレット参照)

1458372131.png

ー感想ー
山は時に牙をむく。
それが世界最高峰エレストであればなおさら。
この映画では実際にエヴェレストの標高5200m級の場所での撮影だったようですが、
相当に苛酷なロケだったのではないかと、素人の私にでさえ分かる気がします。
実際に撮影クルー全員が高山病にかかることなく、大きなけがもなく、無事ネパールロケを終えたことは本当に奇跡だった、と語っています。それだけに、この映画にかける意気込みみたいなものを感じ、見るに値する作品だと思います。特に主演者である羽生(阿部寛)さんと、深町(岡田准一)さんがそれぞれの強烈、個性的な演技をされていることで、物語がより引き立っている気がします。
ネパールの街を羽生が現れたときは、一瞬”テルマエロマエ”?と錯覚してちょっと笑えましたが、
山に登ってる時の2人の表情は狂気が迫ってくるような凄まじいものがありました。
そして、時に映画やドラマには、心に響く言葉というのが私にはあるのですが、今回もありました。
特に心に残ったのはマロニーが言った「そこにエヴェレストがあるから」という表現を、羽生は違う言葉で表現しています。また、深町が猛吹雪の中、生きることを諦めようとするシーンでは、
羽生は「足が動かなければ手で歩け、手が動かなければ・・・」と語りかけるのですが、
とても心にしみ入る言葉だなあ。と思いました。
私がこの映画を見て一番に学べた事は、
人はどんな困難な状況にあっても強く生きていかなければいけないという
想いではないかと思います。

そしてもちろん、大自然も素晴らしいです。時に暗雲がかかり、猛吹雪が吹き、
狂気な山ながらこそ、垣間見える美しい絶景。
エヴェレストならではの、さらに神秘的な姿が映画からは伝わってきました。

また、羽生と深町が出会うネパールの街。
撮影を終え、帰国してすぐ後、この街では大地震が起こり、撮影に尽力した現地の方々も被災し、歴史的構造物も多く失われてしまった為、結果的に今はもう見ることのできなくなってしまったそうですが、この映画には賑やかで多くの人たちが行き交う貴重なネパールの街並が写されています。


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エヴェレスト
標高8848m、ネパールとチベット自治区にまたがり”世界の屋根”と呼ばれる
ヒマラヤ山脈の中で最も高い、世界最高峰の山。


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ちはやふる聖地探訪in府中(PART1) [映画、ロケ地]

ちはやふる聖地行ってきました。東京都府中市。ちなみに私の生まれた町です
幼き日の私にとっての最寄駅が舞台となっていてとても嬉しい[わーい(嬉しい顔)]


分倍河原駅(ぶばいがわらえき)  
NCM_0233.JPG
それほど広い駅ではなくこじんまりとしている
京王線とJR南武線が乗り入れる分倍河原駅は、千早と太一の家の最寄駅
駅の外観や改札口がリアルに描かれている(ちはやふる2巻第7首、9巻第48首、21巻第112首)


分倍河原駅前商店街(分倍河原共栄会)
NCM_0238.JPG
(この写真は駅とは反対側の撮影になってしまっています)
なんとなく昭和の風情が漂う
分倍河原駅前商店街は分倍河原駅とセットでたびたび登場する千早と太一の地元
(ちはやふる1巻第4首、9巻第48種、9巻52首)


府中市立片町文化センター
NCM_0235.JPG
分倍河原駅前商店街を出たところ
府中白波会の練習会場になっている市立文化センターは、府中市立片町文化センターがモデル
千早が本格的に競技かるたの世界へとのめりこむ原点となったともいえる場所
(ちはやふる1巻第2首、2巻第7首)

ーSTORY
まだ情熱って言葉さえ知らない、小学校6年生の千早(ちはや)
そんな彼女が出会ったのは、福井からやってきた転校生・新(あらた)
おとなしくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった
それは、小倉百人一首かるた
千早は、誰よりも早く誰よりも夢中に札を払う新の姿に衝撃を受ける
しかし、そんな新を釘付けにしたのは千早のずば抜けた「才能」だった
眩しいほどに一途な思いが交差するストーリー[揺れるハート]

千早役  広瀬すず
太一役  野村周平
新役   真剣佑     上白石萌音、松岡茉優、国村準 他

上の句 3月19日  下の句 4月29日公開 

聖地を探訪したあと、映画を見てみるのも案外楽しいものですよ[わーい(嬉しい顔)]




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ちはやふる原画展in府中 [映画、ロケ地]

府中、郷土の森で行われている、ちはやふる原画展、行ってきました。
原画に興味があるというより、生まれてから13年間育った府中が舞台にされているという事、大好きな広瀬すずちゃんが主演という事が大きな理由だったですが。
原画展では、人気のあったシーンが数十点程、府中では片町文化センター、分倍河原駅付近が鮮明に描かれた原画が数点ほど。かるたのとりかたや、次回映画のコーナーなど、充分に楽しむことができました。
それにしてもすずちゃんはかわい~。余談ですが我が息子も大ファンなんですよね~。
NCM_0205.JPG

来年のちはやふる、公開がとっても楽しみです。

その後、お昼は郷土の森、隣接の観光物産展の中の古都見カフェで、府中名物、とかの黒米うどん食べてきました。お土産にはそこから徒歩3分ほどの青木や工場売店の、武蔵野日誌を購入してきました。(これはバームクーヘン生地の中にチョコクリームが入ったもの)私のお気に入りの洋菓子です。

車で行ったのですが、帰り道にはあえて、原画で描かれてていた場所を通りながら帰ってきました。自分が通るのは実に30年程ぶり、なんとか、昔の記憶を頼りながら・・・。



府中郷土の森博物館ちはやふる展は12月6日(日)まで
館内では常設展、プラネタリウムもあり。
他に、園内はとても広く、季節の木々や花など見るのにとても楽しめます。NCM_0206.JPG



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